STORY

突然のFIREWALL生産終了

2011年三重県桑名市の株式会社グランビルがFLRAMEの前身であるFIREWALLを販売。
2014年には弊社も代理店に加盟しFIREWALLの販売を始める。
2020年12月ESSE JAPANを法人設立するも2021年英国のESSE社がFIREWALLの生産を終了することとなった。
購入希望の方から日々届くメールに応えるため、自分たちで「日本版FIREWALL」の製作をすることを考え始めました。

FLRAMEの誕生

2021年英国ESSE社より「ESSE」「FIREWALL」の名称を使用しないことを条件に「日本版 FIREWALL」の製作許可を得ました。
そして日本版FIREWALLの名称をFLRAMEに決定。
商品名の由来は炎の意味のある英語単語「FLAME」と枠やフレームといった意味の「FRAME」を掛け合わせた造語です。
しかし、日本国内での製作会社探しが難航し、試作品作りが進まない状態が続きました。

念願の試作品製作スタート

2021年ようやく部品供給会社が揃い、グランビルにて試作品作りに取り掛かる事が出来ました。
試作品は燃焼室のボディーとバルブ、触媒、鉱石、ガラス、バックボード、ガラステープ、塗料、塗装方法に至るまで検証を重ね、
妥協する事なく良い製品を作ることを念頭に作業を進めました。
ただ、試作品第一号はデザイン・機能性の両面で満足できるものではありませんでした。

炎をデザインすることへのこだわり

FLRAMEの魅力はシンプルでスタイリッシュなデザインとガスのみを使用する簡易な仕様であることです。
従来、炎の色や形にこだわる習慣のない業界の製作会社とはまず、我々の想いを共有するところから始めました。
「炎をデザインする会社」を自負する我々としては、炎の色・形・位置にもこだわり、妥協することなく、
美しい炎で空間を魅了する製品を目指しました。

一酸化炭素排出ゼロを目指す

開発はデザインに止まらず、機能性の追求も妥協することなく行って参りました。
ガス暖房器具では付きものの一酸化炭素の排出もゼロにすることを目指しました。
当初より一酸化炭素排出ゼロという大な壁が我々の前に立ちはだかり、計測を繰り返しては、また繰り返す日々。
試作品製作で一番時間がかかった作業となりました。

製品づくりの難しさを痛感する日々

デザイン性・機能性を追求する中で、新たに原因不明の匂い問題が発生しました。
原因追求のために要した時間は計り知れず、製品の完成は困難を極めました。
匂いの原因を突き止めるまでにも、かなりの時間を要することとなり販売までのスケジュールを、変更せざるを得ませんでした。
一つの問題を解決すると、また新たな問題が発生する日々。満足のいく製品を作ることの難しさを痛感した時期でした。

日本ガス機器検査協会認証取得

約2年の歳月を経て、ようやくガス検査を受けることができました。
何度か修正を重ね、2023年10月31日に日本ガス機器検査協会認証を得られる事が出来ました。
試作品作りは幾度となく困難を強いられましたが、妥協することなく信念を持って取り組むことで満足のいく製品が出来上がりました。
FLRAMEが届くのを楽しみにしているお客様に早く届けたい思いで一杯です。

FLRAME LAUNCH PARTY

2023年11月10日トーヨーキッチンスタイル大阪ショールームにてFLRAME LAUNCH PARTYを開 催し、
多くの方にFLRAMEを見て頂きました。そして翌11月11日より販売を開始しました。

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